芸術に疎い私の家に、思わぬ展開で芸術品がやってきました。出会いというものは不思議ですね。
先日、仕事で空家の清掃作業を手伝っていたら、家主が家の中の物はすべて処分するので、欲しいものはもらって良いという事になりました。けれども、私は全く興味がなく無関心でした。(^^)
同僚の皆さんは、家主が資産家という事もあって、家具や小物を物色しているなか、腰かけて休憩していると、私の真正面の壁に掛けられている絵画に、ふと目が留まりました。他のいくつかの絵画は風景や植物が描かれているんですが、この絵だけは抽象的なんです。芸術的で良い絵じゃない?と言っても、皆さん要らないと言うし、もらう人がいなければ処分するというので、「それじゃあ私がもらう」と言ってしまいました…。(^^;) 他の絵がもらわれていくなか、なんだか処分されるのが忍びなくて…。
頂いた絵画。正面から撮るとケースのガラスに色々なものが映り込むので斜めから…。(^^;) 素人が言うのもなんですが、見れば見るほど芸術的でセンスの良さを感じるのですが…。944S2を見るときに感じる同じカッコ良さを感じます。しかし、好みの問題ですね。
そうこうしてると、同僚が絵の右下のサインからスマホで調べて、作者は「與那覇朝大」じゃないか!?との事。もしかして残り物には福があるってか!?
絵の右下のサイン。「C.YONAHA 1972」と書かれている。1971年に新美術協会展(東京都立美術館)新人賞を受賞されているので、その後に書かれた作品なのか…。
沖縄県を代表する画家の1人!? フランス芸術協会から20世紀芸術遺産認定作家に認定!? まさかぁ~!? 本当に!? けれども、証明するものは何もないので、違う人の作品かもしれません。(^^)
まあ、真意はわからないですから考えてもしょうがないので、殺風景な我が家を品良くするためのアイテムとして飾り、鑑賞しようと思います。(^^)d