新型プリウスに遭遇してからというもの、気になって気になって気持ちが抑えられず、さっそく試乗してきました!! 私ってどうしようもない車バカです…。(T-T) というわけで試乗の感想などを…。(^^;)
■デザイン
フロント外観
試乗したのは、Aプレミアム“ツーリングセレクション”
カラー液晶!!になっており、ハンドルのボタンから色々な設定を行えるそうです。 興味深かったのは、空調の範囲を設定できること。後部座席に乗員がいなければ前だけと指定できます。また、開いているドアをカラー表示で知らせてくれるのも良かった!!(^^)d ハイブリットシステムの状況を知らせてくれるイラストもカラー表示になっており健在です!!
運転席
クッションは薄めですが必要にして十分でした。座面から背もたれにかけて少し包み込むような感じがあって、なかなか良い座り心地です。座席位置は結構低い位置にできますが、運転席からの眺めは上々です。ライフは高めな目線なんだな~とあらためて感じました。このような低い目線もなかなか良いです。
後部座席
トヨタ車伝統なのかやっぱり、私の座高では髪の毛が天井に触れてしまいました。(T-T) しかし、足元は狭く感じず程よい空間です。また、中央のひじ掛けとドアのひじ掛けを同じ高さにして、リラックスして座れるようにしたそうです。確かにその通りだと思いました。こちらもクッションは薄めです。
そして忘れてはならないのは、ドアを閉める音が低くてボディ剛性感を感じること。先代に比べて相当ボディ剛性が上がっていると聞きますが、嘘偽りはなさそうです。この音を聞いたとき嬉しくなってきました!! やっぱりボディ剛性は重要ですから!!
エンジンルーム
やっぱりぎっしりと詰まっています。仕方ないですね。コンピューターもこちらに設置されてました。
トランクルーム
とても広いな~と感じさせませんが、ゴルフバックを4つ詰めるとのこと。素晴らしい!!(^^)d ゴルフの事をよくわかってらっしゃる。4名でゴルフ場行けないと意味がありませんからね。
■インプレッション
デザインの感想はこれくらいにして、試乗の感想に移りたいと思います。今回は中速域まで走行できましたが、短距離だったという事をご了承下さい。m(_ _)m
まず、走行して感じたことは、ハンドルからのフィーリングがスッキリしてて軽い操舵感です。しかし軽すぎるという事はありません。女性が運転することを考えればギリギリの軽さだと思います。けれども、スポーツって感じではありませんが、路面からの感触が十分伝わり運転しやすかった!! 不快な感じはありません。ただ、芯が少し細いかなと感じます。
ブレーキは極々普通なフィーリングですが、回生ブレーキも行われていることを考えると、油圧との切り替えが全く分からないので、これは凄いことだと思います!! 回生ブレーキに関しては他社と比べると、やっぱりハイブリットのパイオニアであるトヨタのほうに一日の長があるように感じます。
アクセルレスポンスは、踏み込んだ時に変な間があったり、一呼吸おいて加速しだすという、不自然な感じは無く、ガソリン車と変わらない操作性に驚きました。ブレーキのフィーリングもそうですが、操作性でハイブリッドだからという甘えは許されないと思うんです。今までのガソリン車と変わらないアクセルレスポンスや操作感がないと、ドライバーは戸惑ってしまうからです。何も感じさせず極々普通に運転させられていることに、試乗してしばらくしてから気が付いたんですが、さすがトヨタ!! プリウス凄いぞ!! と心底思いました。
乗り心地は固くもなく柔らかくもなく少し軽い感じです。路面の凸凹を通るとき注意深く感触を探りましたが、不快な振動は感じません。トントンと衝撃を見事に吸収してます。ボディ剛性が高いことの証拠だと思います。ドアを閉める音から感じる剛性感は本物でした!!(^^)d
ただ、気になる点が一つあります。それは、エンジンフィーリングというかパワーユニットフィーリングが希薄なことです。モーターやエンジンのフィーリングや音を感じますが、遠くにあるように感じるし、気持ちよく回っているな~とは感じないのです。しかしながら、ハイブリットである以上静かさとの両立は難しいですよね。あくまでも私の好みによる感想だと聞き流してください。(^^;)
初めてプリウスを運転しましたが、先代を運転しとけばよかったな~と少し後悔しました。どのようにプリウスが進化したのか分からないからです。でも、4代目プリウスを運転して感じたことは、ポテンシャルの高さです!! TNGA恐るべし!! これでパワーユニットが「おー!!」と感心させられるものだったら鬼に金棒かもしれません。4代目プリウスかなりの力作です!! 購入を検討されている方は是非買うべきだと思います。(^^)d