回想シリーズ18回目は、ステアリングナックルについての回想です。部品取り車も見つかり、少しづつですが修理が始まったころ、「ステアリングナックルが曲がってしまってるから使えないです…。」との連絡が…。
前回掲載 2014年 7月15日

それじゃ、部品取り車のステアリングナックルを使うとなって、安心していたのもつかの間、「ABSセンサーを取付ける穴が無いです…。」と連絡が…。「やっぱりそうかぁ…。」と、うなだれてしまいました。(T-T)
ABSが標準装備されたのは、1990年式からなので(我が944S2は1990年式)予感はしてたんですが、見事的中…。(T-T) またもや難題に直面です。
今から部品探すって大変だし、せっかく部品取り車があるんだからと思って、ABS無しで修理しようとしましたが、ABSの有り難さを経験していることもあり、ABSをあきらめることができず、結局ABS用のステアリングナックルを探すことに…。
しかし、いろいろ当たってみましたがなかなか見つかりません。ヤフオクにすらなかったです。マイナー車ですからそりゃそうかもしれません。
けれども、新品買う余裕はありませんので最後の手段として、アメリカの部品商に依頼することにしました。さすがアメリカ!! 有りました!! しかも、いくつかあり、程度によってランク付けされてて、もちろん金額が違います。今回は費用の事もあり、一番安い物を選択。無事、事なきをえました。
右側ステアリングナックル。矢印部分がABSセンサー取付ける穴。
今回のように、国内ではマイナー車だと、部品が見つからない場合がどうしても出てきます。新品を調達すれば済む話ですが、費用的に厳しい場合があります。そのような場合は、やはり、アメリカの中古品を探すに尽きると私は思います。amazonやeBayで中古品探せますし、ネットで探せなくても部品商に当たれば間違いなく調達できます。(^^)d
問題に直面しているときは大変ですが、何とかなるもんです。過ぎてしまえばいい思い出で、問題を解決する過程はある意味、旧車やマイナー車を維持する醍醐味と言えるかもしれません。(^^;)
ちなみに、944でABS有りと無しでは、ステアリングナックルにベアリングやブレーキローターを取付ける方法が全く違っていました。年代にもよると思いますが、ポルシェって同じモデルでも変更を加えてるんですね。興味深いです。