修理から帰ってきた944S2ですが、納車直前にオドメーターが動いていないことに気が付き、急きょギアを取寄せ修理することになったんですが、整備工場の社長から「自分で交換してみる?」と言われ、ブログのネタになる!!と思い勢いで快諾してしまいました…。(^^;) と言う訳で、取替した状況をアップしますね。
実は以前にも自分で交換したことがあって、作業には自信があったんですが、不器用なせいかやっぱり色々と苦労しました…。でも、器用な方なら簡単に交換できると思います。
いきなりですが、メーターの化粧パネルを外した状況です。せっかくのネタなのにスタート時の写真を撮り忘れてしまいました。(^^;) ネジで止められているのですが、その位置は、右側のエアコン吹出し口の側に1つ。左側のエアコン吹出し口の側に2つ。メーターの上側に3つ。メータの下側(ダッシュボードのふち)に3つあります。
メーターを取り外したところ。メーターは左右それぞれ2つのネジで固定されていますが、3つ付いているコネクタを取らなければ外れません。コネクターは左右のレバーを開けば簡単に外れますが、メーター本体をなかなか取り出せず苦労することに…。(T-T) 思考錯誤していると、メーター本体の右側を手前に引き、右側にスライドさせれば、比較的簡単に取り出せる事に気が付きました…。イライラせずに作業していればもっと早く気が付いていたかも…。反省です…。
メーターのカバーを外したところ。メーター裏側のネジで止められているので簡単に外せます。後で気が付いたんですが、裏側の写真も撮り忘れてしまいました。多分作業に集中してたんでしょう…。(^^;)
スピードメーターの針を抜き(簡単に抜けます)、メーター盤についている2つのネジを外すと…。
スピードメーター本体が見えてきました。左右それぞれ2つのネジを外すと…。
分解したスピードメーターのアップ写真。右上奥に見えている溝がクルクル回る事で、オドメーターと走行距離メーターが回る仕組みなっています。
上が走行距離メーターで、下がオドメーターです。一番上にギアが付いているのですが、このギアが欠けるのでメーターが動かなくなってしまいます。
右が欠けたギアで、左が取り寄せた新品ギア。旧ギアは触ると写真のように砕けてしまいました。以前に取り替えた時も同じように砕けたんですが、その時は確かに対策品(白色のギアだったはず)に取り替えたはずだったんですけれども…。(- -;) 今回の新品ギアも対策品らしい…。
大丈夫だろうかと心配になりますが、取り替えないと動かないので作業を進めることにします。
白いギアを全部外したところ。そうしないと一番上のギアは取付けられないんです。一番上の軸は茶色いベトベトした汚れが付いていたので取り除きました。
新品ギアと、取り外した白いギア。それぞれはギアの上にあるピンで抜けないようになっています。
ギアを取付けたところ。新品ギアが目立ってますね!! 後は逆の手順で取り付けるだけです。
その後はと言いますと、無事メーターが回り始めました。これで心置きなく乗り回せますね!!(^^)d さっそく燃費の計測に取り掛かりたいと思っています。
今回も感じたんですけれども、なぜこのギアだけ茶色くなって欠けてしまうのか疑問です。オドメーターが壊れただけで乗り換えようと思わないし…。本当に不思議な現象です。