前から気になってた、マツダのナチュラル・サウンド・スムーザーについて、勉強してみました。シンプルな仕組みなんですがとても興味深かったです。新しい技術ってワクワクしてきますね。

 

マツダ ナチュラル・サウンド・スムーザー

 

 


ナチュラル・サウンド・スムーザー構造 出典:マツダ株式会社

 

ナチュラル・サウンド・スムーザーとは、SKYACTIV-D1.5に搭載されてて、ディーゼルエンジン特有のノック音に伴う振動を打ち消すための部品で、筋トレ器具のボディブレードのような動きをして、振動を打ち消します。ヘッドフォンのノイズキャンセラーのような働きをしているのかもしれません。

 

ナチュラル・サウンド・スムーザーを搭載したCX-3を試乗した時に感じたことは、スッキリしたエンジンフィーリングでした。確かにノック音による振動は抑えられているようです。アクセルを踏み込んだ時はガソリン車のような回転フィールで、ディーゼルエンジンの力強さと相まって、とても気持ちがいい加速でした。この性能がたった1500ccで味わえるのですから、ディーゼルエンジンとナチュラル・サウンド・スムーザーの組み合わせって素晴らしいです!!

 

前回投稿 マツダ CX-3 試乗

 

開発するにあたって、遮音材をはるような対処療法ではなく、原因を突き止め根本的な対策を施すという技術者の姿勢って素晴らしいですね。難問に蓋をしたいときってあるじゃないですか。困難に直面したとき、思わず目をそらしてしまう…。けれども、技術者の方々はノック音の音源を断つと決意し成し遂げました!! なかなかできることではないと思います。

 

このように、良いものを作ろうとしたときに、振動はなるべく無いほうがいいっていうのがわかりますね。944では4気筒なのでバランスシャフトがエンジンに搭載されていますが、アイドリングを観察してるとほとんど振動してないです!! これが、アクセルを踏んだ時の気持ちよさにつながっているんだと思います。ナチュラル・サウンド・スムーザーもしかりで、ディーゼルエンジンを不快に感じさせているのはノック音に伴う振動。それを根本的に取り除くためにナチュラル・サウンド・スムーザーを搭載する。その結果振動が無くなりアクセル操作が楽しくなる。良いことづくめです!!

 

このことは、ボディやサスペンションにも当てはまりますね。確かにすべての振動を無くするとつまらない車になってしまいますが、不快な振動は無いに越したことはないです。だって絶対にそのほうが運転してて楽しく感じるから!! 言うは易く行うは難しですけれども、振動を無くすことは良い車の絶対条件だと思います。