ホンダのハイブリッドシステム「i-MMD」が気になって、その仕組みを調べていると、トヨタのハイブリッドシステム「THSⅡ」のことも気になりはじめ、脱線しつつTHSⅡについても調べてみると、なるほどそういうことだったのか!!と、とても感動しました!! トヨタのハイブリッドシステムは進化してたんですね!! つまらない内容かもしれませんが、備忘録として残しておきます。

 

トヨタ ハイブリッドシステム

 


トヨタ THSⅡ概要図 出典:トヨタ自動車株式会社

 

 

THSⅡとはToyota Hybrid System Ⅱの略です。説明するまでもないですね。(^^;) 4代目プリウスでも引き続き使用されてて、ニッケル水素電池とリチウムイオン電池の2種類の電池が使用されてたり、熱効率が優れたエンジンが搭載されてたりと、色々と興味深い仕組みがいくつかありますが、そのなかでも、THSⅡの特徴となっている「動力分割機構」が私としては断トツで興味深かったです!! 今さらながらとても感動しました!!(^^;)

 

というのも、動力分割機構があるおかげで、エンジンと発電用モーターと駆動用モーターの3つを直接つなげられるというのが素晴らしい!! クラッチが必要ないんですよ!! 凄くないですか?? 驚きです!!

 

どのような仕組みになっているかというと、3種類のギアを使っているんですが、まず、「中心のギア」に発電用モーターをつなげ、「その中心のギアを周回する小さなギア」にエンジンをつなぎ、そして、「中心のギア」と「その中心のギアを周回する小さなギア」の「外周を円で囲むギア」に駆動用モーターをつなげてます。これを「遊星歯車機構」と言いますね。

 

遊星歯車機構

 

興味深かったのが、これら3つのギアはつながっているけど、駆動用モーター単独走行できるってことです。遊星歯車機構だからできることなんですが、理屈は分かりましたけれども、クラッチを使わずに駆動用モーター単独走行ができるなんて、いまだに不思議でなりません。

 

もう一つ興味深かったのは、エンジン、発電用モーター、駆動用モーターを同一軸に配置できることです!! 3つ横並びで同一軸上にあるのにそれぞれを制御できるって、これも遊星歯車機構だからできるわけですが、複雑のようでシンプルという、これまた不思議です!!

 

けれども、4代目プリウスでは、エンジンと発電用モーターは同一軸に、駆動用モーターを別軸に、リダクションギアも並行軸にする複軸に変更されてたのは意外でした。そうすることでトランスアクスルを小型化でき、しかも機械損失を減少できたそうです。THSⅡさらに進化してたんですね。THSⅡに匹敵するハイブリッドシステムがホンダから出てきていることもあって、性能を上げる必要があったのかもしれません。熾烈な開発競争がなされています。

 

今回はi-MMDやTHSⅡについて知る良い機会となりました。2つの動力を組み合わせるって素晴らしいアイディアだけど、実現させるのは大変な事なんですね。