修理状況報告(5)

ポルシェ944S2
スポンサーリンク

修理状況報告第5号です!!

 

外板の仮組は問題無く取り付けられたので、エンジンルームの補器類取り付けに取り掛かりました。外板は塗装の段階で本組します。

 

repair_status005_001
補器類を取付ける為に外板をいったん取り外した様子。

 

この写真を撮った時、944S2のボディって改めて凄いな~と思ったんですけど、というのも、ウマを前だけに掛けた状態でもボディがビシッて真っ直ぐなんですよ!! しかも、この状態でドアの開閉が普通にできるんです!!

 

凄くないですか??

 

一般的にこの状態ならボディがたわんでますから、ドアを開けて閉めると微妙にズレてドアが閉まってしまうんで、開閉厳禁状態なんですけど、944S2はなんの問題も無く開閉できちゃうんですよね~。

 

しかし、歪んだフレームは引っ張り出すとすんなり元に戻る、何の変哲もない普通の鉄板だったそうです。それなのに何故ボディ剛性十分にあるのか不思議でたまりません。

 

repair_status005_002
正面から。エアークリーナーボックスは割れてませんでした!! 良かった良かった。エアークリーナーボックスは純正が良いんですよね~。なぜなら、純正品は排気量よりも少し多めに吸気できるように設計されてると言われているからです。本当良かった~。

 

repair_status005_003
エアコンは問題無く作動しました!! ガス漏れも全く無いそうです!! 沖縄ではエアコン必需品ですからホッと一安心!!

 

repair_status005_004
冷却系は、ラジエターは予算の関係上ワンオフで作ってもらいました。そのほうが安上がりだそうです。純正と比べてどう変わるか楽しみです。経過観察してみます。ちなみに冷却液漏れは、ディストリビューター裏側にあるヒーターバルブ1箇所だけだったそうです。エアコンもバッチリだしこの944S2は生きてます!!

 

repair_status005_005
黄色い丸印の中にあるのはカムシャフトセンサーです。配線が劣化してるので要取替えです。(^^;)

 

このカムシャフトセンサーで今回勉強になったんですが、久しぶりにエンジンをかけたら、カンカンうるさかったんです。油圧タペットにオイルが回っていないのかなと社長と話してたんですけど、カムシャフトセンサーを交換したらカンカン音が収まったんです…。センサー死んでいる状態でエンジンかけてしまったんですね…。反省。交換後は絶好調に吹け上がったので一安心。久しぶりにエンジン音聞きました!! 良い音奏でてます!!(^^)d

 

また進捗がありましたら報告しますね。