スバル WRX STI 試乗 正しくザ・スポーツカーです!!

試乗
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仕事でスバルディーラに行くと、STIの試乗車があるではありませんか!! またもや車バカの悪い癖が出てしまい、待ち時間の間に試乗してしまいました…。(^^;) 短い試乗でしたが久しぶりのスポーツカーとあって緊張でしたけれども、やっぱり運転楽しかったです!! という事で久しぶりに試乗シリーズの投稿です!!

WRX S4 | SUBARU
WRX S4の車種情報。思いのままに操れる卓越の走行性能、高いパフォーマンスを感じさせるデザイン、より刺激的な走りを愉しめるSTI Sport、いのちを守る最新のアイサイトなど、WRX S4の魅力をご紹介します。

■デザイン

フロント外観

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一目でスバル車と分かるデザインですね。しかもスポーツって雰囲気が出ています。私としてはフロントオーバーハングの長さが気になりますが、カッコ良いデザインだと感じました。

運転席

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STIとあって、やはりスポーツタイプのシートでしたが、窮屈に感じることはなく、クッションも十分にあって意外と快適でした。電動式シートって重量増になるかもしれませんが、微調整しやすく簡単に好みのポジションにできるのが良いですね。(^^)d

インパネ

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アナログメータではありますが、メーターの間と、ダッシュボードの中央に液晶画面があって、情報が見やすかったです。ちなにみダッシュボード中央の液晶は色々な表示に切り替えることができ、試乗時はブースト計でしたが、運転に集中しすぎてしまい注視することができませんでした…。ぶつけてしまったり、事故ってしまったりしては大変なので仕方ありません。

後部座席

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狭そうに見えますが実際はそうではありません。必要にして十分な広さです。クッションは薄く感じることなく乗り心地は上々でした。

リア外観

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試乗車は大型リアスポイラーが付いてなかったですが、このほうが上品に見えるので私は好みです。ブリスターフェンダーはやっぱりカッコ良いですね。この膨らみがあるおかげで、デザインに躍動感が出てくるな~と感じます。

エンジンルーム

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言わずとも知れたEJ20 TURBO。えんじ色が懐かしい…。XVの時も感じましたがエンジンルームが広いのがスバル車の特徴なんですね。ボンネットにはダンパーが付いてて便利でした。WRX STIはメーカーとして高級車の位置づけで、先ほどのダンパーも高級感の演出だそうです。ちなみに総額500万円オーバーだとか…。時代は変わったんだと実感しました。

■インプレッション

さっそく試乗の感想に移りたいと思います。今回はディーラー周辺という事もあって短時間であったことと、中低速域での運転しかしていないという事をご了承ください。

試乗してすぐ感じたことは、スタート時のクラッチ操作に気を遣う事です。恥ずかしながら3回エンストしまいました。(^^;) 慣れれば大丈夫だと思いますが、半クラッチのゾーンが狭いように思います。初めて乗るときは戸惑うかも…。

他に気になった点は、ハンドルとアクセルとクラッチの操作感が少し重たいこと。スポーツカーとしては王道のセッティングだと思いますが、高級車として考えると重すぎるように感じます。しかし、WRX STIを選ばれる方はスポーツのセッティングを望んでいるので、このセッティングは正解かもしれません。

もう一つ気になった点があって、それはターボラグがあること。ターボが好きな方にはたまらないかもしれませんが、私は運転しにくい…。不器用な私は急にエンジンパワーが盛り上がる特性にどうも慣れません…。(T-T)

いきなり、気になる事を書き綴ってしまいましたが、でも気になる点はそれくらいで、やっぱりさすがWRX STIでした!! まずエンジンの回転フィールは素晴らしかった!! シュイーンと気持ちよく回ります!! ボクサーサウンドを懐かしむ声を聴きますが、私は断然こちらの方がイイ!! 等長エキマニが効いてますね!!

それから、ハンドルの操作感も良かった!! スッキリしてて滑らかに回り、路面からの感触はちゃんと伝わってきます。しかもそれらが極々自然なところが凄い!! 感触をあれこれ何も考えず操作している事に気が付かされました。

自然な操作と言えば、ブレーキのフィーリングも変な癖や違和感もなく、思う通りにコントロールできる素晴らしいセッティングでした。初めて運転する車って、ブレーキの操作感に若干戸惑うことが多いですが、WRX STIは一切そのようなことは無かったんですよね~。素晴らしいの一言です。

また、乗り心地も良かった!! ハンドルとアクセルとクラッチの操作感から固い乗り心地を予想していたんですが、見事に外れました…。(^^;) あえて凸凹を通るようにしたんですが、不快な振動は全くない!! 路面の状況は伝わってくるんですが、衝撃は無く「フワ~」っと通り過ぎていきます。これは本当に凄いです!!

このように、ハンドルの操作感が素晴らしかったり、硬派な車としては乗り心地が良かったのは、もちろんセッティングの要素もあると思いますけれども、何と言ってもボディー剛性あるからだと思います。XVを試乗した時にも感じましたが、歩道などの段差を乗り越える時、きしみ音が全くしないスバル車のボディー剛性はレベルが本当に高いと感じます。

最後にシフトチェンジのフィーリングも素晴らしかったことも付け加えておきます!! 86のような2速に入りにくいという事は無く、短いストロークでスコスコと滑らかに入る感触は感動モノです。「このミッションは自信作なんです!!」と言っていた営業マンの弁に納得が行きました。

ご近所のディーラーにWRX STIの試乗車あれば、ぜひ試乗されることをお勧め致します。欠点も感じるとは思いますが、それを補って有り余るほど素晴らしい乗り味をきっと感じるはずです!! それにしてもスバル車って実質剛健ですね。新型インプレッサはさらに凄いことになっているようですので、機会があれば試乗しに行きたい!! その時にはまたレポートアップしますね。