OSスーパーロックLSDについて

ポルシェ944S2
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回想シリーズ17回目は、OSスーパーロックLSDについての回想です。

前回掲載 2012年 1月 6日


取寄せたOSスーパーロックLSD(奇麗に開封して写真撮ればよかった…。)

■OS スーパーロック LSD

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そもそもLSDを取付ける予定ではなかったんですが、クラッチ交換となったとき、ふと思ったんです。

「クラッチ交換だということは…、」

「ミッション降ろすよね…。」

「という事は…、」

「工賃を節約しながらLSD取付けられる!?」

車バカの悪い癖が出てしまいました…。(^^;)

同じ時期に、職場の上司がハイエースを購入してて、OSスーパーロックLSDが付いてたんです。話を聞くと、ハイエースでは定番のLSDだとか。

調べてみると、直系の大きなディスクプレートが従来の1.5~2倍の枚数内蔵されてるので、ほぼ100%のロック率とのこと。オイルに浸されていますから、湿式多板クラッチに似ているのかもしれません。しかも、その仕組みが特許取得済。また、作動に癖がなく、異音が発生しないなど、評判が良い!!

さらに、レースでの実績があり、優勝経験があって、なおかつ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースでクラス4位の実績がある!! ポルシェでもテストしており、OS技研のブログを見てみると、アメリカからの依頼で944用開発済みときた!!

944用の社外品LSDってなかなかありません。タイミング的には今回の整備で、OSスーパーロックLSDを取付けたほうが良いかも。でも、追加の出費になる…。しかし、LSDを取付けるなら今しかない!!腹をくくり、OSスーパーロックLSDの調達に取り掛かりました。(車バカ全開です!! ほんとにバカですね…。)

けれども、メーカーに直接問い合わせても相手にされず…。マイナーな944用のLSDが欲しいなんて、頭のおかしな変な客だと思われたかもしれません。(^^;)

そこで作戦を変更し、知り合いのタイヤショップから注文したら入手できるかもしれないと思い、さっそく実行してみたところ、すんなり注文できました!! 私は信用無かったんですね…。(T-T)

以後は、とんとん拍子で事が進み、無事装着!! 問題無くすんなり取り付けられたそうです。

そして、クラッチ交換も完了となり、クラッチとLSDの感触を確かめるため、ヤンバルに走りに行ったんですが、そのとき、自損事故起こしてしましました…。雨降りは要注意です…。当たり前か…。(^^;)

でも、少しは感触を確かめられました。一言で言うと、OS技研のWEBページにある通り、今まで通りの操作感です。異音は発生しませんし、変な癖は全くありません。全くの評判通りだったため、このようなLSDがあるのかと驚きでした!!

そして、トラクションと直進性を確認しようとしたときに、事故ってしまったのです。というのも、上り坂で左カーブを曲がっていたところ、路面が濡れていたのと、オイルがしみていた箇所をタイヤが通過してしまったため、少しテールが滑ってしまいました。

そのとき、少しアクセルを緩めればよかったんですが、なぜか私はアクセルを踏み込んでしまったのです。予想外のテールスライドに慌ててしまったのと、LSDでトラクションを稼ごうと判断してしまったのが過ちでした。944S2はほぼ真左に直進し、のり面に乗り上げ、右フロントから道路標識に突っ込み、大破してしまったのでした。情けない…。(- -;)

というわけで、OSスーパーロックLSDをほんの少ししか経験していないので、トラクションとか直進性とかは、確認不足で何とも言えないのですが、修理から帰ってきたら、確認しようと思っています。(ちなみに、上記、上司のハイエースは、OSスーパーロックLSD非装着車と比べて、高速直進安定性があり、ぐいぐい加速していくとの事。)

正直嫌な思い出ですが、修理から帰ってきたときの楽しみが一つ増えた!! とプラス思考に切り替えることにします。(^^)d

■取り付けの様子

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取り外したミッションその1

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取り外したミッションその2

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LSD組付けるために分解中のミッション。

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取外したデファレンシャルギア。

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デファレンシャルギアからベアリングを抜いているところ。

肝心な、OSスーパーロックLSDを取付けている写真を撮り忘れている…。(- -;)